デジタル遺書

長めの遺書

GW最終日

 10連休はあっという間だった。でも、無理のない頻度で人に会って、自分の時間を十分に取ることができた。人と会っている時間も充実していて、しっかり自分の生活ができて、良いGWだったと思う。

 
 タスクが片付いて、連休中に考えたかった事に向き合おうと久々にMacを開いた。ノートアプリを見返していると、4年前のメモがたくさん出てきた。そういえば転職活動中に使い始めたんだった。4年前から自分のことや生き方についてごちゃごちゃ色々考えてきたんだなと思うと同時に、「今の自分はもっとシンプルに生きたいな」と思った。体力・気力不足もあるかもしれないが、生き急ぐのではなく、ありのままの自分を、今ある生活を大切にすることが重要だと感じるようになった。それに、難しいことを捏ねくり回してうまくいった試しが無い。その時の自分が悪いとは思わない。自分の求めることが分からず、自分を肯定できず、色んな人に流されて、背伸びばかりして、俯瞰しすぎていた。もがいた果てに今落ち着こうとしているのだから、あの頃の痛々しい自分に感謝だ。昔のメモとか日記を見返すのって、昔の写真を見るような感じに似ている。見たことがあるはずなのに、気づきがあって楽しい。
 
 生きている限り当然、今も悩みは尽きないが、悩みにどう向き合うべきかというのは少しクリアになった気がする。あの時の「自分の心に従って生きたらいいよ」(うろ覚えだけど)という言葉を思い出す。当時は「理性で判断しないと幸せになれないじゃないか」と心の中で突っぱねていたが、今となってはその素直な感性が眩しい。